エアブラシお手入れ頻度
エアブラシのお手入れに関して、以下の頻度を目安にすると良いでしょう。使い方や塗料によっても異なるので、状況に応じて調整してください。
1. うがい洗浄(毎回使用後)
- 頻度: 毎回使用後、色を変える際や作業終了時に行う。
- 理由: ノズル内に残った塗料が固まると詰まりやすくなるため。これをこまめに行うことでトラブルを防ぎます。
- 方法: 塗料カップに適量の洗浄液(または薄め液)を入れ、エアを出しながらノズルを塞ぎ、逆流させて内部を洗浄します。
2. ニードル洗浄(週1回または塗料詰まりを感じたとき)
- 頻度: 集中して使用する場合は週1回程度、または塗料の吹き出しが悪くなったとき。
- 理由: ニードルに塗料が付着していると吹き付けが不安定になるため。
- 方法: ニードルを慎重に抜き、柔らかい布や専用の洗浄液を使って拭き取ります。再装着時には傷つけないよう注意。
3. オーバーホール(数ヶ月に1回またはトラブルが頻発する際)
- 頻度: 数ヶ月に1回、またはノズルやニードルの詰まりや劣化を感じたとき。
- 理由: 内部部品に塗料の堆積や劣化が生じている可能性があるため。全体的なメンテナンスでエアブラシの寿命を延ばします。
- 方法: エアブラシを分解し、各部品を丁寧に洗浄。必要なら消耗品(ノズル、Oリングなど)を交換します。
注意事項
- 塗料の種類(ラッカー、アクリル、水性など)によって洗浄頻度が変わる場合があります。
- メーカーの推奨メンテナンス方法に従うことも重要です。
- 洗浄液や工具は、エアブラシに適したものを使用してください(特にゴム部品を傷めないタイプ)。